チャットツールが職場で当たり前になりつつあっても、対面のコミュニケーションは避けられないもの。お酒を飲んだ翌日や、ランチで味の濃いものを食べた後など、職場でドキッとしたことのある人も多いのではないでしょうか?
一般医薬品メーカーの第一三共ヘルスケアが開発する口臭予防歯みがき&洗口液ブランド「ブレスラボ」では、全国の20代から50代の有職女性・計800人を対象に「働く女性が気になる口臭とオーラルケアトレンドに関する実態調査」を実施。回答者の約半数(51.5%)が、職場の人の口臭が気になっており、口臭が気になる相手のトップは「上司」であることがわかりました。
約半数が職場の人の口臭が気になることがある
20代から50代の女性・800人に対し、「現在の職場で上司や部下・同僚の口臭が気になることがあるか」について聞いたところ、全体の約半数(51.5%)の人が「いつも気になっている」もしくは「気になることがある」と回答しました。
年代別には30代が最も多く、56.5%の人が職場の人の口臭を気にしていることが分かりました。
口臭が気になる相手は「上司」
さらに、職場で口臭が気になることがあると回答した人に、どんな人の口臭が気になるか聞いたところ、全体の6割以上(63.6%)の人が「上司」と答えました。
口臭が気になると会話の理解度が低下
職場で口臭が気になることがあると回答した人に、「口臭が気になったとき、どの程度その人の話を理解できていると思いますか」と聞いたところ、全体平均は54.4%でした。口臭が気になると相手の話の理解度が低下してしまう傾向があるようです。
さらに、「口臭が気になる人からアドバイスをもらったとき、素直に聴き入れ、実践できていると思いますか。」と聞いたところ、全体平均は56.6%という結果になりました。
これからの口臭ケアのトレンドは?
マーケティングライター、世代・トレンド評論家である牛窪 恵さんは「これからの口臭対策歯みがきのトレンド」について次のように述べています。
「近年、口臭予防歯みがき市場が伸びている理由の一つとして、女性の社会進出が考えられます。女性の活躍する場が広がり、外回りをしたり、取引先と相対するようになったり、重要な会議に参加したりといった、初対面の印象が重要な仕事を担うことが当たり前になりました。第一印象を大切にする中で、エチケットとして口臭予防を念入りにする方も増えています。さらに、男性も、女性が職場に増えたことで、男性自身の体臭や口臭について、これまで以上に気を遣うようになってきました」
さらに牛窪さんは、臭いケアのトレンドについて「マスキングからデオドラント」になると予測。「体臭・口臭予防の傾向は2000年代初頭から大きく様変わりしています。2000年代の初めの頃は、体臭・口臭予防といえば、よい香りでニオイをカバーする『マスキング』商品が主流で、香りの強い様々な商品が人気となりました。ところが近年になると、柔軟仕上げ剤や制汗剤、除菌スプレーなどの強い香料によって体調悪化の症状を訴える『香害』が社会問題化しました。その結果、特に体臭予防カテゴリーでは、香りで隠すのではなく、体臭の原因や汗の臭いを防いだり、取り除いたりする『デオドラント』商品に消費者の関心が集まっています」
【調査概要】
調査名:働く女性の職場コミュニケーションに関する意識調査
調査対象者:20代から50代の女性・800名 ※各世代200名ずつ
調査期間:2018年8月22日(水) – 24日(金)
調査会社:インターネット調査会社
調査方法:インターネットリサーチ
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情報元リンク: ウートピ
職場で口臭が気になる相手は「上司」 口臭と会話の理解度の意外なカンケイ