今回の、健康カプセル!ゲンキの時間 は
【~癒し効果に寿命も延びる!~アニマルセラピー】
2018年8月26日(日) 7時00分~7時30分 です。
癒し効果に寿命も延びる!
今回は、「アニマルセラピー」の健康効果の秘密に迫ります。
動物の力を借りて、人の病気を治す「アニマルセラピー」。
ある研究では、心臓病による死亡リスクが減少したり、
寿命が延びたりすることが報告されています。その理由とは?
▼心臓病や糖尿病に効果あり!?動物とふれあうと身体の中では何が起きている?
▼鍵は「幸せホルモン」!
▼ペットになじみのない人たちで実験!「幸せホルモン」が増加する!?
▼「幸せホルモン」がよく出る人と出ない人!その差とは?
▼動物と触れ合わなくても効果があり!その方法とは?
▼脳梗塞による半身麻痺からの復活!犬のパワーとは?
アニマルセラピー とは?
アニマルセラピー」って言葉を聞いたことはありますか?
最近はTVなどでも話題になるので少し聞き覚えのある方もいることでしょう。
アニマルセラピーは大きく「動物介在療法(AAT=Animal Assisted Therapy)」と
「動物介在活動(AAA=Animal Assisted Activity)」に分類されます。
実は「アニマルセラピー」という言葉は日本独自の造語で、海外ではそれぞれ「動物介在療法」
「動物介在活動」と呼び分けられています。
アニマルセラピーとは異なりますが、動物を用いた教育は
「動物介在教育(AAE=Animal Assisted Education)と呼ばれます。
動物介在療法(Animal Assisted Therapy=AAT)
「動物介在療法」は、人間の医療の現場で専門的な治療行為として行われる、動物を介在させた補助療法です。治療を受ける人に合わせて、精神的・身体的・社会的機能の向上など治療目的を設定したうえで実施されます。
動物介在活動(Animal Assisted Activity=AAA)
「動物介在活動」は、動物との触れ合いによって、情緒的な安定・レクリエーション・QOL(生活の質)の向上などを目指す活動です。学校や福祉施設などで多く行われています。
動物介在教育(Animal Assisted Education=AAE)
「動物介在教育」は、教育計画や学習計画に基づき、教員や専門家が
動物を介して行う教育のことです。正しい動物との触れ合い方や命の大切さを子供たちに
学んでもらうことを目的としており、生活科や総合学習などのプログラムとして取り入れる学校も徐々に増えています。
動物を介在させる効果として『社会性の改善』・『ストレスの軽減』・
『コミュニケーションの促進』などがあるとされ、その効果から近年では介護や医療
(とくに精神科)の現場に浸透してきていると言われてます。
ドッグセラピーの驚くべき3つの効果
1.“幸せホルモン”ことオキシトシンの分泌が促される
犬と接することで、“幸せホルモン”ことオキシトシンの分泌が促されるという研究結果があります。
オキシトシンにはストレスを軽減させる効果があり、その結果、血圧が低下したという報告もあります。
2.生きる活力を引き出す
人間よりも小さく弱い犬を飼うことで、生きる活力を引き出す効果が期待できます。
また、犬の世話をすることで責任感が育まれ、一人っ子家庭ではまるで兄弟のような役割も果たしてくれます。
3.コミュニケーション能力が育まれる
犬の散歩を行うことで、自然と外出が促されます。
華僑には交友関係を広げるために犬を飼う習慣がありますが、犬を介在させることにより、コミュニケーション能力の向上が期待できます。