三井住友カードは運営する自社メディア「Like U」にて、賃貸に住んでいる働く女性250人と持ち家に住んでいる働く女性250人を対象にインターネットを利用したアンケート調査を実施しました。
調査の結果、1ヵ月の住居費比率を給与の手取り金額の割合で表すと、住居費が手取りの20%未満に収まっている人の割合は持ち家派が47.6%で賃貸派より20.7%多いことなどがわかりました。
1ヶ月の住居費の比率は?
「1ヶ月の住居費(管理費修繕費を含む)比率は、給与の手取り金額の何%ですか?」という質問に対し、全体では「20%未満」が36.4%で最多となりました。
賃貸住居者と、持ち家住居者で比較すると、住居費が手取りの20%未満に収まっている人の割合は持ち家派が47.6%で賃貸派より20.7%多い結果となりました。
調査を行なった三井住友カードは、「持ち家派の場合、頭金をある程度貯めてから購入することが多いこと、ある程度安定した収入が得られるようになってから持ち家を購入する人が多いことなども影響している可能性がある」と考察しています。
住まい選びで重視したポイントは?
続いて、「住まい選びで重視したこと」について複数回答で質問すると、持ち家居住者は「価格」が54.4%で第1位となりました。2位は「広さや間取り」(53.2%)、3位は「駅からの距離」(32.4%)でした。
一方、賃貸居住者は「広さや間取り」が64.0%で1位に。続いて「価格」(58.8%)、「駅からの距離」(56.4%)となりました。
住宅購入の理由は?
持ち家派の人たちに「住居購入の理由」について聞きました。最も多かった回答は「家賃が高くてもったいなかったから」というもので43.2%、次に「ライフステージに変化があったから」で31.2%となりました。
住居購入への意識は?
賃貸派の人たちに「住居購入を検討していますか?」と聞くと、「すでに購入・物件を探している」「出来れば購入したいと思っている」「いい物件があれば購入も検討する」という、なんらかの購入意思がある人は30%でした。
しかし「まだわからない」「柔軟に考えたい」という購入未定の人の方が42%と多数派でした。また「賃貸にメリットを感じている」「ハードルの高さから購入の予定なし」という購入しないつもりの人も28%いるという結果になりました。
調査タイトル:働く女性の住まい事情についてのアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年1月27日〜1月28日
調査対象:賃貸に住んでいる働く女性250名と持ち家に住んでいる働く女性250名
有効回答:500サンプル
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情報元リンク: ウートピ
住居費は手取りの何パーセント? 働く女性500人の結果は…