恋バナ収集ユニット「桃山商事」の新刊『どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか』(イースト・プレス)が1月17日に発売されました。
本書はメンバーの清田さん、森田さん、ワッコさんの3人が語り合う形で、恋愛のサイン、秘密と嘘、恋愛と軽率、男が知らない生理のハナシなど、恋バナとジェンダーについて楽しく深く、ときにセキララに(!?)綴られています。
さらに、社会運動研究者の富永京子さん、臨床心理学者の東畑開人さんをゲストに招いた回も収録。帯には、フリーアナウンサーの宇垣美里さんが「昔傷つけられたあれやこれや、その背景にあったものが少し、わかりました。許してなんて、やらねえけどな」とコメントを寄せています。
その恋愛のモヤモヤ、背後にあるのはホモソ問題かも
ウートピで『結婚がわからない』を連載中の清田さんからコメントが届きました。
桃山商事として4冊目の著書となるこの本は、「恋バナ×ジェンダー」がテーマとなっています。一見すると「恋愛のモヤモヤ」なんだけど、実は背後に男性性(マスキュリニティ)や男社会(ホモソーシャル)の問題が隠れているようなエピソードを中心に収録しました。
表紙のタイトルには「どうして男(あいつら)は恋人より男友達(ホモソーシャル)を優先しがちなのか」とルビが振ってあります。ここにはこれまで話を聞かせてくれた女性たちの怒りもこもっていて、宇垣美里さんの帯コメントが端的にそれを物語っています。深くて楽しいNEO恋バナをご堪能いただけたらうれしいです。
(清田隆之/桃山商事)
『どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか』(イースト・プレス)。304ページ、1500円(税別)
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情報元リンク: ウートピ
”令和カオスに溢れるNEO恋バナ” 桃山商事の新刊『どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか』