最近、車の運転をしていますか? 「平日は仕事が忙しい」「休日は都心で食事やショッピングを楽しむ」ペーパードライバーや、「そもそも免許を持っていない」人が増えているようです。一方で、ドライブ生活で自分の世界を広げているオトナ女子たちも。
そこで今回は、移動するだけではない、毎日を豊かにする運転の楽しみ方について聞いてみました。
時間を気にしなくていいのが車の醍醐味
35歳 メーカー勤務
車の魅力は、なんといっても時間を気にしなくていいこと。先日、新幹線とバスを駆使して長野へスノボをしに行ったのですが、「バスは何時出発だっけ?」と気にしなければならなかったり、バスの到着時間と新幹線の出発時間が無駄に空いたりと大変でした。
車でスノボに行くときは、当日の雪の状況をネットで確認して微妙に行き先を変えたり、帰りに温泉に寄ったりもできるので、やっぱり電車よりも車が楽だなと実感しました。
また、会社の人に誘われて最近ハマった釣りも、もっぱら車で。早朝に港へ着くようなスケジュールを組むのと、獲物をクーラーボックスに入れて帰ることを考えると、むしろ車じゃないと厳しいかも。いつもは、獲物を定めない五目釣りをしているのですが、アジ、サバなどいろんな魚が簡単に釣れて、楽しいですよ。
……運転が好きな理由? 強いて言うなら「自分で動かす」感覚が心地いいから、ですかね。
よく考えてみると、車の好みも運転のスタイルも昔と比べて変わった気がします。免許をとったのは大学2年生のとき。社会人になって1年目に国産のマニュアルのスポーツカーを中古で購入しました。20代のころは見た目重視でスポーツカーに執着していましたね。
30代になってからは運転そのものよりも友達や会社の人と遊びに行くことが楽しくなり、そういう視点で車を選ぶようになりました。アウトドアに出かけるなら荷物が詰めることが大事だし運転も交代したい。マニュアル車だと交代できないので(笑)。
この前、遊びに行った帰りに高速道路で車間距離を保ってくれる機能を試してみたら、すごく良かったです。スイッチひとつで速度も変えられて、疲れているときや渋滞にハマってなかなか進まないときに車の操作を支援してくれる機能があると安心ですね。
ひとりで考え事をしたいときに長時間ドライブへ
34歳 編集者
実は、運転免許を取得したのは30歳のときなんです。というのも、私は伝統工芸品が好きで、趣味は窯元や漆、鉄器などを見に行くこと。でも、どこの産地も電車で行くにはとても不便なうえ、戦利品を持って帰るのも重くて大変で……。自分が行きたいときに行きたい場所へ行けるようにと教習所に通う決心をしました。
運転はとにかく楽しくて、若葉マーク時代から毎週末ドライブに出かけましたね。あとは、内省する時間としても運転は貴重。強制的に何時間もオフラインになれるタイミングって日常の中ではほとんどないので、長時間ドライブの最中はここぞとばかりに、3〜10年の人生プランとかビジネスの展開について深く考えています。逆に、音楽を大音量でかけて頭を空っぽにしたい!というときのストレス解消にも◎です。
自分で働いてお金で購入した車は、名前までつけるほどかわいくて、まさに人生の相棒って感じ。だから、寒くても暑くても自分でちゃんと洗車しています(笑)。
運転をしていて不安を感じるのは、長時間渋滞にハマっていると、なんとなく集中力が切れてきてぼーっとしてしまい、危うく前の車に突っ込みそうになりますね。「おっと!」と危うかったことは何度かあります。
そろそろ助手席生活をやめるかも!?
36歳 企画職
私は地元が長野なのですが、車はスーパーなどへ行くための“移動手段”という感じでした。なので、運転にあまり興味がなく、運転免許を持っていません。大学進学で上京し、そのまま就職したので車は必要ないと思ったし、休日も都心で過ごすことが多かったので車の必要性を感じていませんでした。
考え方が変わったのは30代に突入してから。お金や時間に余裕ができたのと、山登りやキャンプに誘ってくれる友達も増えて、休日は一緒に山や川へ遊びに行くことが多くなったんです。「自然ってこんなによかったっけ?」と、地元の魅力に今さら気づきました(笑)。でも、いつも私は誰かの車に乗せてもらう側で、しかも運転を代わってあげることもできず、申し訳ないなと思っていました。
そんなとき、付き合っている彼に「免許を取ったら? 国内はもちろん海外でもいろんな場所へ行けるよ。どこへでも出かけられるってわかると、もっと自分の世界が広がるよ」と言われたことが決定打になり、ついに今年の春から教習所へ通うことに……!
目標は夜のドライブ。新しい世界を知り、自分が育った場所の風景がガラッと変わったように、今住んでいる東京の風景も、自分で運転することで新しい世界が見えてくるのかなと楽しみです!
運転は楽しい。でも渋滞はちょっと苦手
釣りにスノボ、伝統工芸品の産地巡り、山登りやキャンプ、時には自分と向き合うために……。車で運転する楽しさを覚えたら、人生がもっと彩り豊かなものになりそうですね。
とはいえ、ヒアリングの中で「長時間渋滞にはまってしまうと集中力が切れてしまう」といった、運転につきものの悩みやあおり運転についての不安の声も聞かれました。
そこで、女性の運転や車選びに力を入れている「日産自動車」(NISSAN)に相談してみることに。
日産さん
分からないことはなんでもお聞きください!
思い立ったときにすぐドライブ。忙しい日々を送る働き女子には最高の気分転換になりますよね。ただ、渋滞に巻き込まれると正直うんざりしますし、襲ってくる眠気と格闘するのも大変です。
運転中は気を抜けないのでなおさらですよね。ぼーっとしていて、あやうく前の車に衝突、なんて事態は避けたいところ。高速道路での長い渋滞時には、きちんと車間距離を保って安全に運転したいものです。
でも、前の車との車間距離を適度に取り続けるって、けっこう難しいじゃないですか?
実は日産の車には高速道路でドライバーの負担を軽くするプロパイロットという機能が搭載されているんです。
プロパイロットを使えば、高速道路では前を走るクルマのスピードに合わせ、適切な車間距離を保つ手助けをしてくれます。
例えば渋滞にはまったときでもアクセルとブレーキを頻繁に操作しなくてもいいんです!
さらに、直線道路はもちろん、カーブにさしかかった時も、走行車線の中央を走るようにハンドル操作の手助けもしてくれます。
へえー、すごいですね! 特に、思いっきり遊んだ後の帰り道はただでさえヘトヘトなので、運転中の負担が少しでも減らせるなんて頼りになります♪
※第2回は3月22日(金)公開です。
(文:ヨダヒロコ/六識、撮影:大澤妹)
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情報元リンク: ウートピ
運転って楽しいの? オトナ女子の「ドライブ生活」を覗いてみました
ウートピ編集部
普段の生活は電車中心なので、ほぼペーパードライバーのウートピ編集部員。車については知らないことばかりなので、この機会に専門家にいろいろ伺いたいです!