腸をもんで、体も心も健康になってもらおうというセミナーが浜松市で開かれ、取材してきました。
アナウンサー「ここが会場なんですが、女性を中心に30人くらいの方が参加します」
参加者「時々お腹の調子がなるべく病気にならないように」「家族が便秘で悩んでいるケアできたら」
まずは腸の仕組みの勉強から始めます。教えてくれるのは「腸セラピスト」の都甲順子さんです。
都甲さん「落ち込みやすい、いらいらしやすい気分の浮き沈みが激しいというのに腸は関係している」
腸の調子は脳に直結し、例えば「同じミスを繰り返さなくなる」といった、精神的な効果が期待できるそうです。また腸が活性化されることでお通じも良くなるといいます。
アナウンサー「いよいよ腸もみの実技です。消化・吸収の流れに沿ってまず小腸、次に大腸の順にもんでいくそうです」
まず、スタートは小腸。おへそのまわりを押していきます。割りと強めに、「いた気持ちいい」くらいがいいそうです。
アナウンサー「小腸のあたりにはリンパ節がたくさんあってリンパと血流がよくなるんだそうです」
都甲さん「(鼻から)息を吸ってー(口から)吐いてー」
息を吐くときに副交感神経が働き、腸も動きやすいそうです。押すのは息を吐く時です。続いて大腸です。右わき腹を上行結腸に沿って下から上に押していきます。そして左わき腹は下行結腸に沿って上から下に、最後に左骨盤の内側に当たるS状結腸を押さえます。
Q.「効果のある時間帯は?」
都甲さん「腸もみはとてもリラックスできますので寝る前お布団に入ってからやっていただくといいと思います」