「若草物語」×「若草プロジェクト」のコラボ企画
元厚生労働事務次官で、現在は「一般社団法人 若草プロジェクト」の代表呼びかけ人を務める村木厚子さんが9月5日、日比谷シアタークリエ(東京都千代田区)で開催されるミュージカル『Little Women 〜若草物語〜』の上演後に行われるトークショーに登場し、四姉妹のメグ役の彩乃かなみさん、お母さま役の香寿たつきさん、演出の小林香さんと同作品の魅力について語り合います。
トークショーは、村木さんが取り組んでいる若い女性を支援するプロジェクト「若草プロジェクト」とのコラボ企画。
『若草物語』に登場する四姉妹は敬意を込めて「Little Women=小さな女性たち」と呼ばれていましたが、四姉妹と同じような年ごろでありながら、経済的、社会的な困難に直面している「小さな女性たち」の人権と尊厳を守っていきたいという思いを込めて名付けられたのが「若草プロジェクト」で、同じ「若草」を冠していることからコラボが実現しました。
今回のコラボにあたり、プロデューサーの小嶋麻倫子さん(東宝)は「若草物語は今から150年前、明治維新の頃のお話です。女性の自立という考えが影も形もなかった時代に主人公のジョーは『物語を書いて自分で生計を立てる』『世間なんて気にしない』と言い放ち、理想を追い求め戦います。
150年後の今も、ジョーの姿に自分を重ね合わせる女性は多いのではないでしょうか? そんな女性たちは、自分たちの前を歩いて下さっている先輩のお話を聞いてみたいはず! そう思い、今回のトークを企画しました。
働く女性の素晴らしいロールモデルでいらっしゃる村木厚子さんのお話を直接伺えるなんて、またとない機会です! 女性が仕事で何かを成し遂げること、仕事と家庭を両立させること、自分が満足いく人生を歩むこと……時間が許す限り、村木さんのすてきなお話を伺いたいと思います」と作品の魅力とトークショーについてアピールしています。
『Little Women 〜若草物語〜』とは?
『Little Women 〜若草物語〜』はミュージカルとして2005年ブロードウェイで初演。アメリカの小説家・オルコットの自伝的小説『若草物語』とその続編『続・若草物語』を下敷きに、つつましい生活の中にも喜びを見いだし、助け合って困難に立ち向かう四姉妹とその母、そして彼らをとりまく人びとの物語を美しいミュージカルナンバーに乗せて描きます。
女性が職業を持って働くことが稀(まれ)であった時代に、小説家をめざして世の中にこぎ出そうと奮闘し、夢をつかんでいくジョーを元宝塚歌劇団宙組トップスターで女優の朝夏まなとさんが演じるほか、メグを彩乃かなみさん、ベスを「乃木坂46」の井上小百合さん、エイミーを「フェアリーズ」の下村実生さんが演じます。
9月5日の夜公演後に開催
トークショーは9月5日の夜公演(18時半〜)のチケットで観覧可能。また、チケット代の一部を、緊急に医療的支援を必要とする若年女性のための「若草メディカルサポート基金」に寄付できるチャリティーチケットも発売*します。
『Little Women 〜若草物語〜』は9月3〜25日に日比谷シアタークリエで公演。全席指定で11,500円(税込)。愛知、福岡でも上演されます。
*シアタークリエ窓口で、2019年9月公演『Little Women ~若草物語~』ご入場券をお求めの際、係員に「チャリティーチケット」とお申し付けいただきますと、ご入場券代1枚11,500円のうち500円を「若草メディカルサポート基金」宛ての寄付としてお預かりします。詳細はHPまで。
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情報元リンク: ウートピ
村木厚子さんが『Little Women 〜若草物語〜』トークショーに登場 9月5日に開催