朝、スマホで目覚めて、眠る直前までスマホをチェック……という人は少なくないかもしれません。
このたび、カネボウ化粧品のスキンケアブランド「DEW(デュウ)」は、30代の働く女性のスマートフォンユーザー197人を対象に、スマートフォンの利用実態を把握するとともに、目もとに関する意識調査を行いました。調査の結果、87%の人が目もとに悩みを抱えており、5時間以上のスマホ使用で悩みが増加傾向にあることがわかりました。
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1日平均使用時間は4時間54分
普段からスマートフォンを使用している30代の働く女性197人に、webやアプリを見ている時間を過去7日分レポート提供してもらった結果、1日のスマホ使用時間は「6時間未満」(24.9%)、「5時間未満」(23.4%)が多くなりました。
平均は4時間54分。1日「6時間以上(合計)」スマホを使用する人は2割になることがわかりました。
スマホで始まりスマホで終わる
スマホを使用するタイミングについて聞きました。スマホを使うタイミングは「自宅でくつろぎ中」が88.3%で最多となり、「寝る前の布団の中」(77.2%)、「起床後すぐ」(71.1%)、「通勤中」(44.7%)と続きました。「食事中」(28.4%)も3割近くがスマホを使用していて、「トイレ」(24.4%)や「入浴中」(12.7%)というシーンもあがりました。
使用実態と意識について聞くと、「ちょっとした隙間時間でも見てしまう」(90.4%)、 「つい長時間見てしまう」(88.8%)が約9割となりました。さらに、9割以上が「スマホは手放せない」(91.9%)と感じていることがわかりました。
目元の悩み5時間以上のスマホ使用で増加の傾向
普段からスマホを使用している女性に、目もとの悩みを聞くと、「目もとの悩みは特にない」と答えたのは12.7%で、87.3%は何らかの目もとトラブルを抱えていることがわかりました。具体的には「くまが目立つ」(49.2%)、「小ジワ・シワがある」(41.6%)、「かさつく・乾燥する」(34.0%)などがあげられました。
この結果を、前出のスマホ使用時間「5時間未満」108人と「5時間以上」89人で見てみると、5時間以上の人の方が目もとトラブルが多く、「小ジワ・シワ」(5時間未満38.0%<5時間以上46.1%)では8ポイントも悩みが多くなりました。
“うつむきジワ”への心配は?
スマホの使用によりうつむく機会が増えたかと聞くと、87.3%が「うつむく機会が増えたと思う」と回答しました。
さらに、スマホ使用時にうつむくことによって生じる目もとのシワ“うつむきジワ”について、目もとへの影響を8割以上が「心配」(83.2%)と答えました。
この心配度をスマホ使用時間別で見ると、スマホ使用時間5時間未満では「とても心配」29.6%に対し、5時間以上になると37.1%に増加。7.5ポイントの差がつきました。
参考
スマートフォン使用時のようにうつむき角度になると、正面向きでは見られなかったシワが目の下を中心に現れます。このうつむき角度によるシワ「うつむきジワ」によって、目もとが疲れた印象に見えるだけでなく、目もと年齢が約5歳老けた印象になってしまうのです。
現代女性の目元はストレスが多い?
これらの調査結果を受けて、美容ジャーナリストの倉田真由美さんは、以下のようにコメントしました。
現代女性の目もとはストレスだらけ?
「人々の古い歴史の中で、ストレスといえば、寒い、暑い、お腹が空いた、といった、ある種、単純なものでした。けれど、文明が進むとともに、ストレスは複雑化。満員電車や人間関係、仕事でのプレッシャー、そして、スマホなどのOA機器による影響です。
私自身も時間があるとついスマホを見てしまい、表示されたスクリーンタイムを見て、はっとさせられることもありますが、今回の調査結果を見て、さらにびっくり。半数近くの女性が、1日に5~6時間は見ている「スマホ漬け」状態になっているのです。しかも、スマホの使用時間が多ければ多いほど、目もとの悩みがあるというから見逃せません。
人生100年時代といわれ、私たちの人生は長くなっていますが、女性の印象を左右する目もとを若々しく保つのは、思いのほか大変な時代になっているのかもしれません」
目もとの状態が「印象年齢」を変える!
「『印象』とは、実に曖昧なものです。ほんの少し顔色や肌の質感が変わっただけで、疲れて見えたり若々しく見えたりするもの。舞台に立つ女優さんたちは、実年齢よりずっと上、あるいはずっと下の役を演じるとき、極端なメイクや立ち姿で、その役の年や身分に見せています。ならば私たちは、元気に若々しく見えるようにスキンケアやメイクで工夫をすればいいのです。
目もとは、その印象づくりがもっともしやすい場所。気になっていても、目もとのケアをしている人は意外に少なく、何が効果的なのかわかっていない人も多い様子。肌の乾燥やハリ不足は印象を左右するので、シワ改善効果のある有効成分に加え、うるおってハリのある肌に整える保湿成分を配合したアイテムがおすすめです。目もとのケアは、少しでも早く始めましょう!」
■調査概要
調査時期:2019年7月25日(木)~31日(水)
調査方法:インターネット調査、iPhone「スクリーンタイム」 レポート
調査対象:30代のスマートフォン使用の働く女性197人
※iPhoneやiPadに搭載されている、アプリやウェブサイトをどの程度利用したかを知るための機能
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情報元リンク: ウートピ
“うつむきジワ”って? 30代の働き女子に聞いたスマホ使用と目もと調査