新型コロナウイルスの感染防止対策として、多くの企業が在宅勤務やテレワークの実施に踏み切っています。こうした環境や習慣の変化は働く人にどのような影響を与えているのでしょうか。
このたびBIGLOBEは、「在宅勤務に関する意識調査」を実施。インターネットで、会社で在宅勤務が認められ、直近3週間で週に1日以上在宅勤務をしている全国の20代~60代の男女1000人を対象にアンケートを行いました。
調査の結果、6割強が在宅勤務のよかった点として「ウイルス感染リスク防止」「通勤ストレスなし」と回答したことがわかりました。
在宅勤務をしてよかったと思うことは?
直近3週間で週に1日以上在宅勤務をしている20代から60代の男女1000人に「あなたが在宅勤務をしてよかったと思うことを教えてください」と聞いたところ、「ウイルス感染リスクを防げる」が63.8%で最多となりました。
2位は「通勤ストレスがなく時間を活用できる」(63.7%)と僅差の結果に。3位以下は「オフィスより家のほうが仕事に集中できる」(29.4%)、「無駄話や不要の打ち合わせがなくなった」(28.1%)、「気力や体力的な余裕ができた」(22.8%)と続きました。また「職場での人間関係が楽になった」が17%と、比較的高い結果となりました。
ストレスに感じたことは?
「在宅勤務で難しいと思ったことやストレスに感じたこと」についても聞きました。最多となったのは、「事務仕事をするための部屋や机、椅子がない」(29.3%)でした。続いて「個人情報を社外で扱えない」(23.8%)、「伝票や請求書などオフラインの処理が必要」(21.3%)、「集中力が続かない」(21.1%)、「家を出なくなってストレスがたまる」(18.9%)という結果になりました。
配偶者の在宅勤務、どう思う?
今回の調査対象者のうち、既婚者661人に「配偶者の在宅勤務についてどのように感じますか」と質問したところ、「助かると思う」(42.5%)、「やや助かると思う」(43.6%)、「やや困ると思う」(9.5%)、「困ると思う」(4.4%)と回答。全体の86.1%が配偶者の在宅勤務を「助かる」と感じていることがわかりました。
前出の質問で「助かると思う」「やや助かると思う」と回答した569人に「助かる理由」を聞いたところ、「家事や育児を分担できるから」が54.3%で最多に。続いて「一緒にいられる時間が増えるから」(48.5%)、「無駄な出費が減るから」(33%)、「安心感があるから」(28.5%)という結果となりました。
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。
■調査概要
調査名 :在宅勤務に関する意識調査
調査対象:会社で在宅勤務が認められ、直近3週間で週に1日以上
在宅勤務をしている全国の20代~60代の男女1,000人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年3月13日~3月15日
- 家で仕事ができない…! 在宅勤務するときに試してほしいこと【DJあおい】
- “Zoom映え”を意識、ちゃんと着替える…はかどる在宅勤務のコツを聞いてみた
- 料理上手な夫の作り置き、宅配、冷凍食品…みんなの在宅勤務ランチ事情
- 「実は家にネット回線がなくて…」在宅勤務してみた男女のホンネ
- リモートワークは好きですか? オトナ女子にメリット・デメリットを聞いてみた
- 在宅勤務「導入されたら利用したい」9割
情報元リンク: ウートピ
「配偶者が家にいてどう感じる?」在宅勤務経験者に聞いた結果は…