「王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう」——。
2017年6月に発売され30万部を突破した、マンガ家の西原理恵子さんによるエッセイ『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』(KADOKAWA)がマンガ化され、4月3日に子ども向けウェブサイト「小学館キッズパーク」でプロローグとなる2話が公開されました。
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「ダイヤも、お寿司も、自分で買おう」名言が続々
『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』は、西原さんが当時16歳の娘に宛てて書いたメッセージという体で、女性が生きていく上で覚えておいてほしいこと、知っておいたほうがいいこと、心に留めておいてほしいことをつづったエッセイ。「ダイヤも、お寿司も、自分で買おう」「王子様を待たないで」などの名言が共感を呼び、大人の女性の間でも話題になりました。
2人の少女が主人公
マンガを担当するのは、級友たちや大人たちと触れ合う中で成長していく小学生の少女の姿を描き、「THE BEST MANGA 2013 このマンガを読め!」で6位にも選ばれるなど、高い評価を得た『すみれファンファーレ』の松島直子さん。
松島さんによるマンガ版では、シングルマザー家庭で育っている「とりこ」と、アルコール依存症の父親に悩む「るりか」のダブル主人公で物語が展開。明るい性格で少しがさつな「とりこ」と、美しい容貌を持ちながらもどこか陰のある「るりか」という、一見正反対の2人が『女の子が生きていくときに〜』を通じて、仲を深め、成長していくというストーリーです。
「小さな女の子の、自分を守る鎧の一つになれたら…」
原作者の西原さんは「女の子の生き方にはいろんな形がある。このマンガを読んでくれる小さな女の子の、自分を守る鎧の一つになれたら、すごくうれしいです」とコメントを寄せています。
マンガ版は、より幅広い層に届けるために子ども向けウェブサイト「小学館キッズパーク」で不定期連載。4月3日の連載開始では、プロローグとなる2話が掲載されています。
■西原理恵子さん『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』インタビュー
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情報元リンク: ウートピ
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