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佐久間由衣・奈緒 信頼関係を育むコミュニケーション術

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9月17日(金)公開予定の映画『君は永遠にそいつらより若い』(吉野竜平監督)で初共演した、佐久間由衣さんと奈緒さん。登場人物が日常の中に潜む暴力や児童虐待といった社会の闇に直面するさまが描かれる本作で、佐久間さんは児童福祉司として就職が決まっている卒業間近の大学生・堀貝佐世(ホリガイ)、奈緒さんは痛ましい過去を持つ猪乃木楠子(イノギ)を演じています。

ともに1995年生まれで、ブレイクの登竜門といわれている朝ドラ(NHK連続テレビ小説)ヒロインの親友役を経験しているお二人。共通項の多さもあって、打ち解けるのに時間はかからなかったといいます。短期間で信頼関係を育んだ先に挑戦した、とあるシーンでの発見とは──?

劇中より

劇中より

コンプレックスを抱える主人公が魅力的に見えた

──原作は芥川賞作家・津村記久子さんのデビュー作です。原作のどんな面に惹かれてオファーを引き受けられたのでしょうか?

佐久間由衣さん(以下、佐久間):ホリガイの身長が170cm以上あってショートカットの設定なのを知って、私の背丈や髪型と同じだなと嬉しく感じて「ぜひ演じさせてもらえたら」とオファーをお引き受けしました。卒業を間近に控えた大学生のゆるみきった日常を描きながらも、そのすぐそばには暴力や児童虐待といった社会の闇が潜んでいる。その現実に葛藤して大きく心が揺れ動いていくホリガイの心情がヒリヒリ伝わってきたので、原作を尊重しながら丁寧に演じていきたいと思いました。

奈緒さん(以下、奈緒):主人公のホリガイさんって、すごく魅力的ですよね。ああいう人の痛みまで自分の痛みのように抱えてしまう主人公って見たことなくて。コンプレックスの強い彼女の完璧じゃないところ、自分に対して欠落感を抱えてもがき苦しんでいる一面って、共感できる方がいらっしゃるんじゃないかな、って。自分は完璧じゃないと悩んでしまうような人たちの希望になるような、ヒーローみたいな主人公だと思いました。私の演じるイノギさんも、ホリガイさんと出会うことで互いに影響し合って変わっていく。そんな作品の世界に入ってみたいと思って、オファーを受けました。

──この映画の登場人物が抱えるコンプレックスって、漠然とした「世の中」と照らし合わせた結果、生まれたものだと思うんです。俳優も世間から求められるイメージと本来のご自身にズレを感じることもあるお仕事といえますが、お二人はそんな場面に接した場合、どうしてきましたか?

佐久間:ホリガイにイノギさんがいてくれたみたいに、肯定も否定もせず、ただ一緒にいてくれる人……私の場合は家族と友人ですが、そういう人たちに話を聞いてもらっています。信頼できる人と共に時間を過ごすことで「あ、私ここにいていいんだな」って自己肯定感を育めるから、他者からの評価を気にせずにいられるような気がします。

奈緒:私、役によって、自分と乖離(かいり)して自分のイメージが一人歩きしていくことを「よし」としているところがあって、大きなストレスになることは特にないんですよね。「その方には私がそう見えているんだな」って認識するだけに留めて、良し悪しを判断しないようにしています。どちらかといえば、私は「セルフイメージ」を見失いたくないと感じているかもしれません。

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打ち解けたのは初対面のお茶会

──お二人は初共演だそうですが、互いの第一印象を教えてください。

佐久間:顔合わせに現れた奈緒ちゃんは、私が台本や原作から思い描いていたイノギさんのイメージにぴったりのお洋服と髪型だったんです! 靴を脱いで、椅子にあぐらをかいて座っている姿を見て「うわぁ、イノギさんがいるー!」と感激しました。現場に入る前から、こういう風に役と向き合うのってすごく素敵だなって。で、そのあと監督から「仲良くなってきて」と言われて二人でお茶したんですが……ボソボソおもしろいことを言うんです。

奈緒:ふふっ!(笑)

佐久間:イノギさんも確信めいたようにおもしろいことを言う、お茶目でかわいらしい一面を持つキャラクターだから、奈緒ちゃんにぴったりだなって。あとは「テンションが合うなぁ」と感じましたね。一緒にいる相手を安心させてくれる空気感をまとっているような。もともと出演作を拝見していましたが、実際にお会いして奈緒ちゃんのことが一段と好きになりました。

奈緒:嬉しいなぁ、ありがとう! 私は初めて由衣ちゃんとお会いした時、たたずまいが凛としていて、あんまり感じたことのない清らかな空気を持っている人だと思いましたね。あとは……何より私、由衣ちゃんの顔がめちゃめちゃ大好きで!

佐久間:えー!嬉しい(笑)

奈緒:顔が猛烈に好きな人ってたまに現れるんですけど、由衣ちゃんはその一人で。監督から「すごく真面目な方です」とお聞きしていた通り、まっすぐな人間性が表情やたたずまいににじみ出ていたんですよね。だから一発で「信頼できる方だな」と感じて。あとは「顔が好きな人とは絶対に仲良くなれる」っていう自分の中だけにあるジンクスを信じて、初対面なのにいろいろ喋っちゃいました(笑)

佐久間:そうだったんだ!

奈緒:監督提案のお茶会に行って、二人でお話ししてみたら、私のボソッとした発言に対してたくさん笑ってくれる由衣ちゃんがいて。真面目な第一印象から一転して、そのギャップもすごくチャーミングだなって。静と動、どちらの面も併せ持っている方だと思います。

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信頼関係を育んだ先に

──佐久間さんの中にも、初対面の人と一発で打ち解けられるような予感のするジンクスってあるんでしょうか?

佐久間:ありますね! 顔立ちが整っているかどうかは関係なくて、シンプルに「顔が好き」の一点で本能的に信頼してしまうことが。それには表情が関係しているかもしれません。写真だけだとわからないけど、動いていれば笑った時にできる皺ひとつにその人らしさがにじみ出ると思うので。そういう瞬間を見つけると嬉しくなって「あ、仲良くなれそうだな」って感じます。

──一「顔が好き!」な人はたまに現れるんですよね? 奈緒さんは普段はどうやって信頼関係を作っていくようにされていますか?

奈緒:実際にお会いして、5分くらいお話しするだけでお相手から伝わる情報量って多いですよね。どういう言葉をどのくらい時間をかけて選ぶのか、とか徐々に知っていくことができる。私自身のコミュニケーションスタイルは、「ありのまま」をお見せすることです。初対面の方を前にすると緊張するし言葉が詰まる時もあるのですが、取り繕うことなく接してみる。相手に聞いてみたいことは、自分が先に話して自己開示する。その積み重ねで少しずつお互いのことが理解できるのかな、って思います。

──お二人が少しずつ信頼関係を育んでいった先にあるのが、牡蠣鍋を囲んだあとに訪れるシーンだと思いました。どのように受け止めて演じていかれたのでしょうか?

佐久間:ホリガイはもともとコンプレックスだらけで、そんな自分が児童福祉司として子どもを支えていけるか、社会へ出る前にすごく不安になっています。それって言葉で無理に励ますことのできない、本人だけの苦しみ。理屈が通用しない場面で「大丈夫だよ」と勇気づけるために必要だったのが、あの描写だったのだと思いました。ホリガイが、本来の彼女らしさを取り戻していくために必要なシーンだったと理解しています。

奈緒:緊張感があるシーンでしたが、あの時に限っては不思議と安心感の方が優っていました。お互いを受け入れ合っているというより、心で繋がっている感覚が強くて。だから現場の雰囲気はもちろん、これまで由衣ちゃんと二人でつくり上げてきた信頼関係を含めて、私の中ではとてもあたたかいシーンだったと今でも印象に残っています。

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■作品情報

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『君は永遠にそいつらより若い』
2021年秋 テアトル新宿ほか全国順次公開
配給:Atemo
公式サイト:https://www.kimiwaka.com/
©「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会

(取材・文:岡山朋代、撮影:面川雄大、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
佐久間由衣・奈緒 信頼関係を育むコミュニケーション術

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