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コミュニティには「精神的な距離の近さ」も大事と知った/櫻井朝子

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先の見えない大変な日々が続いています。会社にも行かず、友だちにも会えず、うちの中にいると、つい”ひとり”になってしまった気がして、寂しい気持ちになることも。そこで、ウートピは「1往復エッセイ」を始めます。気になるあの人へ「最近、どうですか?」とたずね、「こちらはこんな感じです」と回答する。そんなささやかな現状報告と、優しくて力強いメッセージをお届けします。

今回は、アートディレクター・デザイナーの荻原ゆかさんから、フリーランスの櫻井朝子さんにこんな質問が届きました。

【櫻井さんへ】

朝子さんはコミュニティをつくられているかと思います。この大変な出来事で人との接し方に変化はありましたか?また、これから人と人との輪をつないでいくことについて考えをお伺いしたいです。

行けないでいる新婚旅行

おぎゆかさん、ご無沙汰しています。

はじめてお互いの友人のシェアハウスでお会いしたときに「こんどベルリンに彼と移住するんだ」と聞いて驚いたことを、今でも覚えています。現在はご結婚なさって、その「彼」は「夫」になりましたね。

実はそれから私も結婚をしまして、今年の4月に新婚旅行でベルリンに行こうかと、予約を済ませていたんです。元々あまり海外旅行に興味がなかったのですが、おぎゆかさんたちが日々発信されている様子を見て「ベルリンで暮らしを楽しんでいる方々を、実際に見てみたい」という想いを募らせていました。

結局、出発の数週間前にツアー不催行の連絡があり、願いは叶わなかったわけですが、ベルリンと日本の二拠点で暮らす小説家、小川糸さんのエッセイなどを読みながら、いろいろと妄想を膨らませる日々を送っています。

さて、おぎゆかさんの質問。「人との接し方に変化はあったか」ということについて回答します。

わたし、今回の自粛生活を経て「自分の時間を乱されるのが、あまり好きじゃないんだな」ってことに気が付きました。なんてわがままなんだろう、と思うと同時に、自分の知らなかった一面を知ることができて、ちょっとうれしかったりもします。

わたしは、自分の次に夫が大好きです。

自粛期間中は二人でやっているお店(立ち飲み屋のタバタバー)を閉めていたこともあり、自宅の目と鼻の先にあるスーパーへ買い出しに行くことも、キッチンに並んでその日食べたいご飯を作ることも、夜寝る前にアニメを見て泣いたり笑ったりすることも、ずっと一緒で、本当に毎日が夢のような幸せな時間でした。

なんでも「朝子がやりたいように」と促してくれるパートナーがいることのありがたさを、改めて感じることができたように思います。

同棲をして1年半。こんなに一緒にゆっくり過ごしたのは初めてだったので、何よりも優先して大事にしたいと思いました。

気乗りしないオンライン飲み会を思い切って断ってみたら…

一方で、そのかけがえのない時間の合間にも、たくさんの方からオンライン飲み会のお誘いもありました。

ここだけの話、どうも気乗りのしない会には、申し訳ないけれどお断りしたこともあります。

とっても偉そうで本当に嫌なんだけど「自分がいま、本当に一緒に過ごしたい人はだれか」。そんなことを問い直すいいきっかけになったような気もします。

つづいて「人と人との輪をつないでいくことについて」ですね。

うーん、難しい質問(笑)。

自分がコミュニティの長である以上、絶対に軸をぶらさない、という確固たる信念を持つこと、ですかね。

「タバタバー」は田端の地域コミュニティの活性化を目的の一つとしてやっています。

初めて田端に降り立った人、最近住み始めた人、長年田端に住んでいる人、おじさん、おばさん、二十歳になったばかりだという人……本当に様々な状況の人が集まります。

お酒も提供している関係で、お客さん同士がぶつかってしまうこともあるし、きちんとビジネスとしてやっていくために、普通の立ち飲み屋よりも少し高いお金をいただいてしまっていることもある。みんなが心地よく過ごせるように、わたしたちが嫌だと思うことはルール化して、お客さんにもきちんと理解してもらう。

少しでも不快に感じたり、わたしたちのやり方に疑問を感じた人は、二度と来店してくださらないこともあるけれど、それは仕方がない、と思うこと。

これは夫が店を始めるときからお世話になっている、師匠から教わったことなんですけどね。いつも口酸っぱく言われているのは「あなたたち二人が、一番居心地の良いお店作りをしなさい」ということ。

そういう私たちが持つ、まっすぐな軸をぶらさないように注意しながら場づくりをする。その上に、人と人が輪をつないでいく、ということが成り立っているのかな、って思います。

tabatabar

コミュニティに大切な近さ

答えになっているかな。

おぎゆかさんたちが最近始められた暮らしのコミュニティ「白梟は樹洞のなかで眠る」も、わたしは個人的にとても楽しく参加させてもらっています。

外出が制限されるようになったことで「物理的な距離の近さ」のあるコミュニティに属することが、やっぱり大事だと偏った考え方をしていたんだけれど、ベルリンという遠いところに住んでいるお二人とやりとりさせてもらうことを通じて、コミュニティには「精神的な距離の近さ」も大事なんだな、って改めて気づかされました。

海外に行くことができるようになったら、今度こそベルリンに行きたいな。そのときは一緒にお茶でも飲めたらうれしいです。

*荻原さん、櫻井さんありがとうございました!
(企画・編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
コミュニティには「精神的な距離の近さ」も大事と知った/櫻井朝子

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