
今回の、TBSこの差って何ですか? は
 ★イビキの差
 原因は加齢・肥満だけじゃない…危険なイビキと睡眠時無呼吸症候群になる人の差
 ★笑っていられない夜中のイビキ…寝ている間に10秒以上呼吸が止まっていたら要注意
 ★サバンナ高橋がまさかの危険すぎる睡眠時無呼吸症候群!
 ★意外な原因は女性にも多い「下アゴの形」!!
 ★簡単すぎる予防法を紹介
 2018年3月13日(火) 19時00分~20時57分 です。
眠っている時にしか聞けない「イビキ」は自分では
 わからないため、症状の認識が難しいものです。
また睡眠時の無呼吸も病気の前兆の場合もあり、
 放置してはいられません。
そんな「イビキ」や「睡眠時無呼吸」のチェックや
 対策をまとめてみました。

講師の先生は、東京疲労・睡眠クリニック 院長 梶本修身先生です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
眠っているときに呼吸が停止したり、喉の空気の流れが弱くなったりする病気です。
 寝ているあいだに、10秒間以上の無呼吸(呼吸が止まること)もしくは低呼吸
  (呼吸による換気が50%以下に低下すること)が1時間に5回以上ある場合に
    睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
こんな方は注意!
番組でもサバンナ高橋の顎の形で「睡眠時無呼吸顔」と言われていましが
 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、太った男性がかかる病気というイメージが
 あるかも知れませんが、太っていなくても、痩せていても、女性でもかかる病気です。
ちなみにイビキの原因は。。。
 舌がのどに垂れて空気道を塞ぐことにより出る音だそうです。

 顔や首まわりの形体的特徴がその発症と強く関連するんだそうです。
 SASになりやすい形体的特徴をご紹介しましょう。


・首が短い
 ・首が太い、まわりに脂肪がついている
 ・下あごが小さい、小顔
 ・下あごが後方に引っ込んでいる
 ・歯並びが悪い
 ・舌や舌の付け根が大きい

また生活習慣でも、その兆候はあるようです。
・タバコがやめられない
 ・お酒が好きで、寝る前のお酒が習慣化
 ・太り気味。暴飲暴食してしまうことがある
 ・高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往がある
進行することで体の機能を損なう確率が高まってしまうようです。
<無呼吸による呼吸・循環系の弊害>
 ・睡眠時呼吸性洞性不整脈(無呼吸中に頻脈と徐脈を繰り返す不整脈)
 ・低酸素血症(動脈血液中の酸素濃度が低くなる酸欠状態)
 ・呼吸性アシドーシス(肺が適切に二酸化炭素を排出しなくなる状態)
 ・交感神経活動の亢進(血管が収縮し、心拍数が増加・血圧が上昇すること)
その他の症状は図を参照してくださいね。

対処法について
① CPAP(持続陽圧呼吸)治療(重症の場合)
 寝るときにCPAPと呼ばれる装置と鼻の専用マスクを使います。
 鼻から空気を送り込むことで、気道がふさがって無呼吸になることを防ぐ治療法です。

 ② マウスピース(口腔内装置)をつける(中等症の場合)
 寝るときに、下あごが少し前に出た状態に固定される専用のマウスピースを使います。
 下あごを前に出すことで、狭くなった気道が広がります。

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対処法について(動画)