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「なんちゃない場所も、誰かの大切な思い出の場所」 高良健吾、映画『おもいで写眞』に出演

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たった一人の家族だった祖母の遺影が、集合写真を拡大したピンボケ写真だった——そんな寂しい場面からはじまる映画『おもいで写眞』(1月29日公開)。祖母の死をきっかけに、東京から富山に戻った音更結子(深川麻衣)は、町役場で働く幼なじみ星野一郎(高良健吾)の依頼で、お年寄りの遺影を撮る仕事をはじめます。

はじめは「縁起でもない」と敬遠されるも、<おもいで写真>と名を変えたことでたちまち評判に。お年寄りたちと思い出の場所をめぐりながら、結子自身が怒って泣いて、成長していく人間ドラマです。

劇中より

劇中より

結子に優しく寄り添う幼なじみ・星野を演じた、高良健吾さんにお話を伺いました。前後編の前編です。

「人をジャッジしない」「その人らしさを認めて受け入れる」

——まずは、台本を読んだときの印象を教えてください。

高良健吾さん(以下、高良):じつは、僕の祖父の遺影もピンボケ写真だったんです。だから、そのときの寂しさを思い出しました。きっとこういう問題はどこにでもあるはずだから、作品を通じて現状を伝えられるのはいいことだと、やりがいを感じましたね。

——高良さんが演じる一郎は、役所に勤める勤勉な好青年です。どんなふうに役作りをされましたか。

高良:熊澤(尚人)監督は考えや演出を細かくおっしゃるタイプではなく、役者に任せてくださる方。僕は「台本にすべてがある」と考え、書かれた台詞や状況に素直に向き合うようにしました。演じるうえで気をつけたのは「一郎は人をジャッジするような人間ではない」という感覚を、自分のなかに持つことです。

——たしかに、悪態をつく結子を否定することなく、優しく包み込むおおらかな役でした。

高良:僕が思う一郎の長所は「その人らしさ」を大切にできるところ。結子はまっすぐで我が強いぶん、他者の「らしさ」を尊重できず、周りと衝突してしまうことがあります。でも一郎は、目の前にいる人の「らしさ」を汲み取って、大切にしてあげられる。結子が悩みから抜け出せなかったり、怒ったりしているときでも、それを「結子らしさ」だと認めて接しているんです。そのうえで、彼女が間違ったことをしているときには、きちんと指摘する。必要な言葉と言い方で、言うべきときに大切なことを伝えられる人間なんです。そのあと「言い過ぎた」と謝りに行くような優しさもあるし。

——結子と一郎、いいコンビだと思いました。

高良:一郎は、結子の「夢を追いかけて上京する行動力」や、「自分を曲げない姿」に自分にはない長所を感じていると思うんです。だから、お互いに「ない部分」を補っているいいコンビなんですよね。物語が進むにつれ、結子も自分自身や他人の「その人らしさ」を大切にできるようになっていくので、成長にともなうさまざまな変化を見ていただきたいです。

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“なんちゃない”河川敷が、大切な思い出の場所

——一郎は地元への愛情を持ちつつも、上京への憧れもあります。高良さんも地元・熊本への思いが強い方だと伺っていますが、上京してくるときはいかがでしたか。

高良:そうですね。僕は熊本がすごく好きなので、はじめは上京せずに俳優として活動できる道を模索したんです。東京の高校を勧められても「卒業するまでは地元にいる」とお断りして。いざ高校を卒業しても「熊本から通いで(仕事を)できませんか」「熊本が無理でも、福岡から通えませんか?」などと相談していたほど(笑)。その提案が全部難しいとわかってから、ようやく上京しました。

——そこまで残りたかったのに、決心した上京。いまその決断を振り返って、どう思われますか。

高良:東京に来てよかったと思っています。いろんな人と出会っていろんな価値観にふれ、いろんな世界を見ることができて、本当によかった。10~20代のときはうまくいかないことがあると「東京に来たせい」と思ったりもしていたけれど、いまは「東京に来たおかげ」だと思えることがたくさんあります。そう思えるのはやはり実際に上京したからであって……。地元に残っていたら残っていたで、その人生も絶対に楽しんでいたとも思うんですけどね。

熊本は本当にいいところだし、もしかしたら結婚して子どももいる人生を送っていたかもしれません。そうなったら逆に「上京すればよかったな」と思っていたりするんでしょうね。きっと。

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——高良さんの熊本愛とポジティブさが、ひしひし伝わりました。作中では、お年寄りが自分の好きな場所で<おもいで写真>を撮影します。高良さんならどこで撮りたいですか?

高良:やっぱり熊本ですね。もう地元より東京での生活が長いし、東京には東京の楽しさがあるんですけど……熊本にいたころの僕は、何者でもなかったんです。俳優でもなんでもない、ただの学生だった。<おもいで写真>を撮るなら、そのころによくみんなで集まっていた河川敷がいいなと思います。

——すごく景色がいいとか?

高良:……なんちゃない(「なんでもない」の方言)河川敷ですよ。ほかの人にとっては、なんの心にもとまらないただの河川敷。でも、僕はそこでみんなと過ごした時間が本当に楽しかったんです。作中でお年寄りが<おもいで写真>を撮った場所もそうでしたけど、ほかの人にとっては“なんちゃない”ところでも、その人にとって大切な場所があるんですよね。この映画を観ると、人それぞれの思い出や大切にしているものを、より大切にできるようになる気がします。

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■作品情報

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『おもいで写眞』
2021年1月29日(金)全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント
©️「おもいで写眞」製作委員会

インタビュー後編は1月30日(土)公開予定です。
(スタイリスト:渡辺慎也 (Koa Hole)、ヘアメイク:高桑里圭、取材・文:菅原さくら、撮影:宇高尚弘、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
「なんちゃない場所も、誰かの大切な思い出の場所」 高良健吾、映画『おもいで写眞』に出演

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